シネマラビット

ネタバレなしの映画レビュー。他に本や展覧会などの感想

主に映画の感想。他に本やドラマなど色々な鑑賞記録。
劇場鑑賞はだいたい週に1本。
ネタバレはありません。
★は個人的な好み。☆は★の半分(★★☆は2つ半)
★★★★★=最高 ★★★=良かった ★=残念

歌舞伎xフィギュア「氷艶」観てきました

21日、22日、「氷艶 hyoen 2017 -破沙羅-」を観てきました。

二日連続で同じショーを観に行くのは人生初めてです。
昨日はA席(最後方に近い)、今日はアリーナ席でしたが、
両日本当に素晴らしい公演で感動の嵐でした。

私はフィギュアが大好きなのはブログでも時々書いていますが、
実は歌舞伎も好きで時々観に行ってます。
なので、歌舞伎とフィギュアスケートの競演と聞いた時から
もうこの日が待ち遠しくて、先行予約でチケットを買ってからは
ずーっと楽しみでものすごく期待していたんです。

そして、そして、
私の高まり過ぎた期待をはるかに上回るものすごいショーでしたよ。
今まで観たアイスショーとも競技会とも、歌舞伎の舞台とも違う、
これまで観たことのないショーでした。

すごいすごいという声があちこちから聞こえました。
何がすごいかというと、説明がたくさん必要です。

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大がかりな舞台装置と、美しく独創的な衣装、
プロジェクションマッピングとライティングの演出、
音楽の迫力、ストーリー性、
歌舞伎の見せ場の多さと、スケーターの技と演技。
日本の芸術の奇跡の融合です。
演出の市川染五郎さん、天才だと思います!

スケーターの皆さんはアイスショーとは別の世界を見せてくれました。
着物をアレンジした衣装を着たままでのアクションや演技、
ストーリーを表現するお芝居、見事でしたね。

まず天井から現れた荒川静香さん、人間離れした美しさとオーラ。
本当に女神でしたね。紅天女ってこういう感じかしらと思いました。
織田信成さんも、イケメンでしたよ。着物に刀で舞う姿が高貴でかっこ良くて、
今までに見た色々な衣装の中でも一番似合ってる気がしました。
浅田舞さん、遠くから見ても近くから見ても可憐でキュートでした。
所作がきれいというか、役どころもあっていましたね。
村上佳菜子さん、後から出演が決まったとは思えないほど出番がたくさんありました。
表情豊かで表現力がある彼女には、こういうストーリーの中での演技は本当にはまりますね。
鈴木明子さん、アリーナ席から見た時目力にしびれましたっ。
恋する女性の柔らかさと戦う女性の強さの表現、さすがですね。
高橋大輔さん、昨年のラブ・オン・ザ・フロアの舞台では新境地に本当に感動しましたが
1年も経たないうちに、また全く違う新たな才能を見せてくれるなんて凄いです。
あのダンスシーン…A席ざわつきました。
見たことない動きと美しさに、違う人が出てきたかと思った人が多かったんです。

そして歌舞伎界の皆様。
とても伸び伸びと楽しそうで、初めての試みなのに余裕がすごいですね。
あの重い衣装で普段の舞台の何倍もあるスペースを走り回る体力はアスリート並み。
スケートにしても着物を着て小道具を持ったままですからすごいです。
歌舞伎は美しくてかっこいい!改めて感じました。
たぶん歌舞伎の舞台を観たことない人にも魅力が伝わったことでしょう。
歌舞伎のすばらしさに気づいてない日本人多すぎますからね。
こういうショーで歌舞伎ファンが増えたら嬉しいことだと思います。
(そして演目を観れば、また新たな発見がたくさんあります)

さらに忘れてはならないのが、DRUM TAOの和太鼓の演奏です。
前から一度観たいと思ってましたが、パフォーマンス、音、最高ですね~。
戦いの場面とぴったりあって本当にすごい盛り上がり。
和太鼓のリズムに体が熱くなるような感動がありました。

もう1つ、これだけでもショーになるというのがプロジェクションマッピング。
チームラボの手掛ける映像美も氷艶の魅力の一つです。
これはアリーナ席ではほとんどその良さが分からなかったので
A席から観ることが出来てとても良かったです。

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歌舞伎の舞台というのは、いつも全体の色彩や構図が計算されつくされていますが、
今回の巨大な空間を使った演出はさすがでした。
縦にも横にも端から端まで空間を使っていて、
アリーナではどっちを観ていいのか迷う場面も多々ありましたからね。
A席で上から全体を観るからこそ感じられる完成度の高さもありました。
一番安くて暑いA席も、良い部分もあるんです。

二日間観れて本当に良かったです。
日曜日より月曜日の方が熱狂的なお客さんが多くて
盛り上がり方が違ったのも面白かったです。


珍しく長文で、熱く語ってしまいました。
いつもは読みやすいように短くまとめるのですが、
たぶん読む人はあまりいないだろうと思って思うままに書いてます(笑)

テレビで放送してくれたら嬉しいけれど、
舞台全体の演出と、一人一人の演技の両方を観るには
テレビではなかなか魅力を伝えるのは難しいかもしれません。

今回の公演で少しですが空席があったのは本当にもったいなかったと思います。
初の試みなので、どういうものになるか想像出来なかったからでしょうね。
チケット代が高いという声もよく聞かれてましたが、
実際は26000円でも全然高くなかったと思えるほど、観る価値がありました。
(そういう私も実は清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったアリーナ席でした)

また再演があるとすれば、絶対おすすめのショーです。
海外でもぜひ公演して欲しいです。

公演概要
氷艶 hyoen 2017 -破沙羅-
【会期】2017年5月20日(土)~5月22日(月)   
【会場】国立代々木競技場第一体育館
【時間】5月20日(土) 12:00~/17:00~
    5月21日(日) 12:00~/17:00~
    5月22日(月) 13:30~/18:30~
【出演】市川染五郎、髙橋大輔、荒川静香、
    市川笑也、澤村宗之助、大谷廣太郎、中村亀鶴、
    鈴木明子、織田信成、浅田舞、村上佳菜子、
    大嶋淳、鈴木誠一、蝦名秀太、佐々木彰生 ほか

【脚本】戸部和久
【演出】市川染五郎
【振付・監修】尾上菊之丞
【振付】宮本賢二
【演奏】DRUM TAO

【アーティスティックコンサルタント】VOGUE JAPAN
【映像演出】チームラボ
【チケット】アリーナ席: 26,000円、スタンドSS席: 18,000円、スタンドS席: 16,000円、スタンドA席: 9,000円、車椅子席: 9,000円

「ワイルド・スピード ICE BREAK」4

★★★★
原題  FAST 8
製作年 2017年
製作国 アメリカ
時間  136分
公開日 2017年4月28日
監督  F・ゲイリー・グレイ
脚本  クリス・モーガン
出演  ヴィン・ディーゼル ドウェイン・ジョンソン
    ジェイソン・ステイサム ミシェル・ロドリゲス
    シャーリーズ・セロン
    タイリース・ギブソン ヘレン・ミレン
    クリス・“リュダクリス”・ブリッジス
    ナタリー・エマニュエル エルザ・パタキー
    スコット・イーストウッド カート・ラッセル
    
『ワイルド・スピード』シリーズの第8弾。
主人公のドム(ヴィン・ディーゼル)が仲間を裏切って謎の女性と組むことに?


もう第8弾。なんだかんだで全作観ていますが、こんなに続くなんてすごいですね。(これまでの7作のレビューはこちら)最近は毎回興行成績も良いようですし、ファンが付いてきているということなのでしょう。
今回はヴィン・ディーゼルに対するドウェイン・ジョンソンらの最強のチームにこれまでの適役のジェイソン・ステイサムまで登場し、ボスキャラ勢ぞろいなのが楽しい。アクションはやはりすごいです。迫力あるアクションを楽む娯楽作としては最高ですね。ストーリーに関しては…このシリーズは深く考えないようにしています。リアリティはあまりないし、突っこみ出すときりがないので。
とはいえ、このシリーズは敵も味方も簡単にいなくなることはなく、登場人物を大事にしていると思います。ブライアン(亡くなったポール・ウォーカー)へのメッセージもちゃんと忘れていなかったのは良かったです。




「バーニング・オーシャン」4

★★★★
原題  DEEPWATER HORIZON
製作年 2016年
製作国 アメリカ
時間  107分
公開日 2017年4月21日
監督  ピーター・バーグ
出演  マーク・ウォールバーグ
    カート・ラッセル ジョン・マルコヴィッチ
    ジーナ・ロドリゲス ディラン・オブライエン
    ケイト・ハドソン

2010年にメキシコ湾沖で実際に起きた石油掘削施設の大爆発事故を描いたパニックムービー。
従業員126人が海上の施設内で行き場を失います。

あまり話題になっていませんが、こういう映画は映画館の大画面で観なければと観に行ってきました。
見始めは、正直なかなか集中できませんでした。お偉いさんと現場の人が安全面について言い争うシーンなど、海底油田ってどんなものか馴染みがないのでよく分からずにやり取りを眺めていたのです。
異常が起こってからは、もう本当に怖くて焦りました。映像もまるで作り物っぽさがなく、リアルですごかったです。107分の映画ですが、後半は1分が長かったですね。入り込んで観てたのでかなり疲労してしまったくらいです。それだけ緊迫感がありました。

ストーリーに関しては、もう少し人間ドラマなどがあればという感じもしましたが、そこは実話なのでしょうがないですね。肝心なのは実話ということ。起こるはずがない事故が起こるまでの経緯に教訓がたくさん込められていました。


【映画パンフレット】バーニング・オーシャン 監督:ピーター・バーグ 出演:マーク・ウォールバーグ カート・ラッセル ジョン・マルコヴィッチ ほか
配給:KADOKAWA



「3月のライオン 後編」4

★★★★☆
製作年 2017年
製作国 日本
時間  139分
公開日 2017年4月22日
監督  大友啓史
原作  羽海野チカ
出演  神木隆之介 有村架純 倉科カナ
    染谷将太 清原果耶 佐々木蔵之介
    加瀬亮 伊藤英明 豊川悦司 
    伊勢谷友介 高橋一生 前田吟

ベストセラー漫画を実写化した2部作の後編。
1人暮らしの高校生プロ棋士の成長や悩み、周りの人との繋がりを描いていきます。

前編がとても良かったので後編も楽しみにしていましたが、期待を裏切らずとても良かったです。
起承転結がはっきりあるようなストーリーではないし、原作は様々なテーマが描かれているだけに前編後編にどうまとめるか難しかったのではないかと思いますが、私には十分伝わってくるものがありました。生きていくとはどういうことか、一言では言えないようなたくさんのことが詰まった作品ですね。人間の弱さも強さも優しさも、役者さんたちの素晴らしい演技から感じることが出来ましたし、主人公がプロ棋士として、人間として、もがいて成長していく姿には心打たれました。

映画の方は完結しましたが、原作の方はどうゆうラストになるのか…そちらも今後読むのが楽しみです。

「美女と野獣」4

★★★★
原題  BEAUTY AND THE BEAST
製作年 2017年
製作国 アメリカ
時間  130分
公開日 2017年4月21日
監督  ビル・コンドン
出演  エマ・ワトソン ダン・スティーヴンス
    ルーク・エヴァンス ジョシュ・ギャッド
    ケビン・クライン ユアン・マクレガー
    イアン・マッケラン エマ・トンプソン
吹替  昆夏美 山崎育三郎 


ディズニーアニメの名作を、『シカゴ』『ドリームガールズ』のビル・コンドン監督が実写映画化。魔法をかけられて野獣になってしまった王子と、美しい娘とのラブストーリー。

ストーリーはちゃんとしてるのが分かってるし、監督もキャストも良いしで、何の心配もしてなかった今作品。やはり期待通りでした。
逆にいうと想像を上回るものがなく大きな感動はなかったのですが、みんなが好きな「美女と野獣」をちゃんと美しい映像で実写化してくれたことに感謝したいと思います。
エマ・ワトソン(どうしてもハーマイオニーと呼びたくなる)が、すてきなお嬢さんに成長して綺麗なドレスを着ている姿にはしみじみしちゃいました。

 
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