シネマラビット

ネタバレなしの映画レビュー。他に本や展覧会などの感想

主に映画の感想。他に本やドラマなど色々な鑑賞記録。
劇場鑑賞はだいたい週に1本。
ネタバレはありません。
★は個人的な好み。☆は★の半分(★★☆は2つ半)
★★★★★=最高 ★★★=良かった ★=残念

「マリアンヌ」4

★★★★☆
原題  ALLIED
製作年 2016年
製作国 アメリカ
時間  124分
公開日 2017年2月10日
監督  ロバート・ゼメキス
出演  ブラッド・ピット マリオン・コティヤール
    リジー・キャプラン マシュー・グード

第2次世界大戦中、諜報員である男女が極秘任務を通じて愛し合うようになりますが、やがてお互いに秘密を抱えるようになります。

スパイ映画という派手さはあまりなく、ちょっと古風な雰囲気がおしゃれで個人的には好みの作品でした。ブラピ出演作としては「Mr.&Mrs. スミス」が同じようにスパイの男女の恋愛ものでしたが、雰囲気はまるで違ってこちらはしっとりとした大人の映画になっていました。舞台がカサブランカということもあって映画「カサブランカ」を思わせる場面も多くあり、残酷な部分がありつつも上品さと美しさがあるシーンが印象に残りますね。主演の2人が見とれてしまうほど絵になる2人だったというのも大きいと思います。
ストーリーはシンプルなので特に変わったものを求めている人には物足りないかも知れませんが、静かな緊張感と、美男美女の切ないラブストーリーが観たい方におすすめです。




 

「ラ・ラ・ランド」5

★★★★★
原題  LA LA LAND
製作年 2016年
製作国 アメリカ
時間  128分
公開日 2017年2月24日
監督  デイミアン・チャゼル
振付  マンディ・ムーア
脚本  デイミアン・チャゼル
音楽   スティーヴン・ギシュツキ
出演   ライアン・ゴズリング エマ・ストーン
 
『セッション』のデイミアン・チャゼル監督&脚本。女優志望と売れないとジャズピアニストの2人の恋の行方を描く、ミュージカルエンターテインメント。

小さい頃から親の影響で古いミュージカル映画が大好きだった私。「セッション」もとても良かったこともあり、この監督なら素晴らしいものを作ってくれたのではないかと、とてもとても楽しみにしていました。軽やかなジャスとダンス、美しい景色や衣装。こんな映画はフレッド・アステアやジーン・ケリーなどのクラシック映画を探してしか観られないと思っていましたから。今この作品をスクリーンで観ることが出来て本当に感激です!

何と言っても心が躍ったのは音楽の素晴らしさですね。冒頭のダンスシーンからワクワクが止まりませんでした。後半はミュージカルよりドラマの要素が強くなってきて期待した程にはダンスシーンが無かったのが残念でしたが、その分ストーリーがしっかり描かれていてまたそこにも引き込まれました。明るさと切なさのバランスが良いですね。

ただ私は好きなのですが、客観的にはそこまで完成度が高いとは思わないので周りで絶賛されていることには少しびっくりです。ジャズミュージカルが好きな人、今まで一度も会ったことなかったですし。でも皆が好きなら…もっとこんな映画が作られるといいなと思います。D・チャゼル監督、次はどんな映画を見せてくれるのか楽しみでしょうがないです。


ラ・ラ・ランド-オリジナル・サウンドトラック
サントラ
ユニバーサル ミュージック
2017-02-17


「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」4

★★★★
原題  MISS PEREGRINE'S HOME FOR PECULIAR CHILDREN
製作年  2016年
製作国  アメリカ
時間  127分
公開日 2017年2月3日
監督  ティム・バートン
原作  ランサム・リグズ
脚本  ジェーン・ゴールドマン
出演  エヴァ・グリーン エイサ・バターフィールド
    サミュエル・L・ジャクソン ルパート・エヴェレット
    アリソン・ジャニー クリス・オダウド
    テレンス・スタンプ エラ・パーネル

ランサム・リグズのファンタジー小説「ハヤブサが守る家」をティム・バートン監督で実写化。不思議な能力を持った子供たちが暮らす家を訪れた少年は、彼らと一緒に迫りくる敵と戦います。

不思議な世界感があるティム・バートン監督作品。時々ダーク過ぎるものがあり今作もそういった気配がちょっと怖かったのですが、観てみたら意外に明るくて面白かったです。気持ち悪いシーンにはちょっと眉をひそめてしまいましたが、それは少しだけ。個性豊かな子供たちの活躍が爽やかだったので全体的には楽しく観れました。特殊能力を持った子供たちは素直でかわいいし、ミスペレグリンも素敵でみんな魅力的でしたよ。
敵キャラとの対戦場面もユニークで、アクションシーンはワクワク。戦いのスケールが大きすぎないところも良かったです。


ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
マイク・ハイアム&マシュー・マージェソン
Rambling RECORDS
2017-01-18


「この世界の片隅に」4

★★★★
製作年 2016年
製作国 日本
時間  130分
公開日 2016年11月12日
監督  片渕須直
原作  こうの史代
脚本  片渕須直
声優  のん 細谷佳正
    稲葉菜月 尾身美詞

人気コミックの映画化。1944年、広島市から呉市に嫁いだ少女が戦時中ながら懸命に生きる様子を描いています。


口コミでじわじわと人気が広がったヒット作ということでかなり期待して観ましたが、やはりいい映画でした。序盤は温かな絵とほんわりした主人公すずの声がとてもよく合ってほっこりした雰囲気。のん(能年玲奈)さんの声が何とも言えず存在感があっていい味を出していました。

このまま皆が無事に生き抜いてくれれば、、映画を観ながらそう願う中、次第に戦況は厳しくなります。やはり切ない、戦争映画。でも戦争映画としては、他にもいい映画があります。私が観て良かったなと感じたのは、観終わった後に家族や友人に感謝したい、今の生活を大事にしたいと思えたことですね。そして日本では昔の話でも、今も世界のどこかでは戦争が起こっていることも忘れてはならないと思いました。

少し不完全燃焼だったのは、セリフや感情の流れから欠けているエピソードがあるんだろうなと思わせる場面がいくつもあったことです。きっと原作に描かれている部分なのでしょうね。原作は未読なのでいつか読んだときにすっきりするかもしれません。





 

「海賊とよばれた男」4

★★★☆
製作年 2016年
製作国 日本
時間  145分
公開日 2016年12月10日
監督  山崎貴
原作  百田尚樹
脚本  山崎貴
出演  岡田准一 吉岡秀隆 染谷将太
    鈴木亮平 野間口徹 ピエール瀧
    綾瀬はるか 堤真一 近藤正臣
    國村隼 小林薫 須田邦裕
 
本屋大賞を受賞した百田尚樹のベストセラー小説の映画化。
戦後の日本、石油事業で復興を目指す男性の生き様を描いています。

映画の面白さでいうとやや物足りない部分はあったものの、内容は良かったです。
どのくらい実話に基づいているのか分かりませんが、モデルになったのは出光興産創業者の出光佐三さんだそうで、すごい信念を持って石油の世界で闘い続けた方だったのですね。日章丸事件なども知らなかったので、日本人として観ておいて良かったなと思いました。
岡田准一さんも若い頃から高齢期まで一人で演じる難しい役だったと思いますがとても良かったです。
ただ経営者としてはかっこよかった主人公ですが、妻の目線から見るとどうだったのでしょう。妻とのエピソードは何か不自然というか取って付けた感があってそこだけは感動出来ませんでした。



 
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