シネマラビット

ネタバレなしの映画レビュー。他に本や展覧会などの感想

主に映画の感想。他に本やドラマなど色々な鑑賞記録。
劇場鑑賞はだいたい週に1本。
ネタバレはありません。
★は個人的な好み。☆は★の半分(★★☆は2つ半)
★★★★★=最高 ★★★=良かった ★=残念

「チャップリンの独裁者」

★★★★
原題  THE GREAT DICTATOR
製作年 1940年
製作国 アメリカ
時間  124分
製作・監督・脚本・音楽  チャールズ・チャップリン
出演  チャールズ・チャップリン、ポーレット・ゴダード
 

チャップリンが独裁者とユダヤ人の理髪師の二役を演じています。
チャップリン初のトーキー(音付き)映画。

第2次世界大戦の真っ只中、ヒトラーを痛烈に批判したこの作品はまさに命がけのパロディだったと思います。
逃げ隠れ出来ない立場でありながら、その勇気がすごいですね。
フィルムの中ではそんなに強い人にも熱い人にも見えないのに、メッセージは強烈でした。
ラストの演説にはトリ肌が立ちました…チャップリンの自由と平和を呼びかける言葉に心打たれた作品です。


独裁者 (2枚組) [DVD]
チャールズ・チャップリン
紀伊國屋書店
2011-02-26


「チャップリンの殺人狂時代」

★★★★
原題  MONSIEUR VERDOUX
製作年 1947年
製作国 アメリカ
時間  123分
製作・監督・脚本・音楽  チャールズ・チャップリン
出演  チャールズ・チャップリン、マーサ・レイ
    マリリン・ナッシュ


山高帽、ドタ靴、ステッキ姿はこの作品からありません。
銀行をくびになった男が保険金殺人を重ねるというストーリー。

「チャップリンの独裁者」と同様に痛烈に戦争を批判したこの作品は“赤狩り”の為上映中止になり、チャップリンはアメリカも追われることになります。
私は初期の作品が好きだったので、チャップリンがガラッと変わってしまったことは寂しく感じました。
でもそれだけ戦争に対して危機感を感じていたのだろうと思います。
今の時代の人も観るべき、深く考えさせられる風刺になっています。
70年も前のメッセージですから、それだけ人は愚かだということかも知れませんが…。
「1人を殺す者は殺人者で、百万人を殺す者は英雄なのか」というセリフは忘れられません。


殺人狂時代 (2枚組) [DVD]
チャールズ・チャップリン
紀伊國屋書店
2011-01-29


「モダン・タイムス」

★★★★☆
原題  MODERN TIMES
製作年 1936年
製作国 アメリカ
時間  87分
製作・監督・脚本・音楽  チャールズ・チャップリン
音楽  アルフレッド・ニューマン
出演  チャールズ・チャップリン、ヘンリー・バーグマン
     ポーレット・ゴダード、チェスター・コンクリン


機械文明を風刺した喜劇。
工場で働くチャーリーはネジを締める動作が私生活でも止まらなくなり病院送りに…。

80年も前の映画なのに、機械文明の恐ろしさを見事に予見しています。
笑いと風刺があって、温かさもあります。
「ティナティナ」という曲を歌い、初めてチャップリンが声を聞かせているのですが、なかなか歌も上手です。作曲だけでなく自分で歌も歌えるなんて本当に天才!イメージにもぴったりな歌声でした。

ラストの「スマイル」という曲も名曲で、後に歌詞が付けられてナットキングコールやマイケルジャクソンにカバーされています。
(↓下2枚のアルバム リンク先で試聴出来ます)


モダン・タイムス (2枚組) [DVD]
チャールズ・チャップリン
紀伊國屋書店
2011-04-28


「チャップリンの黄金狂時代」

★★★★★
原題  THE GOLD RUSH
製作年 1925年 72分
製作国 アメリカ
時間  69分
製作&監督&脚本&出演 チャールズ・チャップリン
出演 ジョージア・ヘール、マック・スウェイン


1925年製作のサイレント映画の傑作で、1942年にチャップリン自身がサウンド版を製作。
ゴールドラッシュに沸くアラスカに一攫千金を夢見てやって来た放浪者チャップリンの物語です。

「名場面」が満載で、とにかく面白いです。
笑いに関していえば、私はチャップリンの映画の中では一番ツボだったかもしれません。
今の日本のお笑いも、原点はチャップリンなのかなっていうのが、見れば分かりますね。

チャップリン大好きな淀川長治さんは以前「4歳の時から今までに観た中で一番の映画は?と聞かれたら、これ」と解説されていました。
私も大好きな映画です。




「街の灯」

★★★★★
原題   CITY LIGHTS
1931年  アメリカ
製作・監督・脚本・音楽  チャールズ・チャップリン
音楽  アルフレッド・ニューマン
出演  チャールズ・チャップリン
     ヴァージニア・チェリル、フローレンス・リー
 

放浪者チャーリーは盲目の花売り娘に恋をして、彼女の手術代を必死に稼ごうとしますが、誤解から泥棒扱いされるはめに…。

チャップリンの作品の中で一番好きな作品です。
あまりにも恋するチャーリーが可哀相で切なくて…でもね、その後がね、じ~~んとしました。
チャップリンの優しさを感じる温かい作品、最高です。
白黒だから退屈なんてことないんですよ。


街の灯 (2枚組) [DVD]
チャールズ・チャップリン
紀伊國屋書店
2010-12-22


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