シネマラビット

ネタバレなしの映画レビュー。他に本や展覧会などの感想

主に映画の感想。他に本やドラマなど色々な鑑賞記録。
劇場鑑賞はだいたい週に1本。
ネタバレはありません。
★は個人的な好み。☆は★の半分(★★☆は2つ半)
★★★★★=最高 ★★★=良かった ★=残念

「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」5

★★★★☆
原題  TRUMBO
製作年 2015年
製作国 アメリカ
時間  124分
公開日 2016年7月22日
監督  ジェイ・ローチ
原作  ブルース・クック
脚本  ジョン・マクナマラ
出演  ブライアン・クランストン
    ダイアン・レイン ヘレン・ミレン
    ルイス・C・K
    デヴィッド・ジェームズ・エリオット
    エル・ファニング ジョン・グッドマン
    マイケル・スタールバーグ
    アラン・テュディック

数々の傑作を手がけた脚本家、ダルトン・トランボの伝記映画。
東西冷戦下、赤狩りにあって名前を変えながら活動した実話を描いています。

「ローマの休日」「ジョニーは戦場へ行った」「スパルタカス」など名作を生み出してきたトランボ。
称賛されるべき人物がこれだけ差別を受けて、戦い続けていたなんて。ハリウッドの赤狩りは知っていましたが、トランボがこのような半生を送っていたことは初めて知りました。
共産主義だから迫害されるなんてひどい話ですが、負けてないのがすごいです。
偏見に満ちた人や正義感のある人が実名で出てくるのも興味深いですね。ジョン・ウェインやカーク・ダグラスのイメージも変わりました。(カーク・ダグラスかっこいい!)

一見地味ではありますが、決して暗くはなく面白かったですよ。セリフも洒落が効いてるし、全員演技が素晴らしくて。これは力作だと思いました。
こういう映画をハリウッドが自ら製作することにも意味がありますよね。
映画好きな方は観た方がいい作品だと思います。
 

「ファインディング・ドリー」4

★★★★
原題  FINDING DORY
製作年 2016年
製作国 アメリカ
時間  103分
公開日 2016年7月16日
監督  アンドリュー・スタントン 
    アンガス・マックレーン
声優  エレン・デジェネレス
    アルバート・ブルックス
    ヘイデン・ローレンス
    エド・オニール 
吹替  室井滋 木梨憲武 上川隆也


2003年の『ファインディング・ニモ』の続編。
何でもすぐ忘れるドリーが子供の頃にはぐれた両親のことを思い出して探しに出かけます。

前作から13年経っていますが、設定は1年後のようです。
今回はニモは脇役でドリーが主役。ドリーの忘れっぽさが微笑ましく、明るくて楽しいストーリーで最後はほっこり。さすがピクサーにハズレなしという感じでした。
ちなみに私が一番好きだったのは新キャラのタコのハンク。ミスターインクレディブルのように大活躍でしたよ。
そして海の映像、夏にいいですね。とってもきれいで気持ちがいいです♪  

一つだけちょっと変だったのは、吹き替え版で八代亜紀さんが(実名で)水族館でアナウンスしてたこと。八代亜紀さんはセリフも歌も上手でそれは違和感なかったのですが、しつこく名前を言うのは意味不明でした💦(オリジナルはシガニーウィーバーだそうです)

  

本「神曲 地獄篇」

神曲 地獄篇 (河出文庫 タ 2-1)
ダンテ
河出書房新社
2008-11-20


1300年春、35歳のダンテ・アリギエーリが生きたまま地獄・煉獄・天国を巡る。
世界文学の最高傑作といわれる神曲の第1部地獄篇。

先日読んだダン・ブラウンの「インフェルノ」の中で「神曲 地獄篇」がテーマになっていたので、どうしても気になって読んでみました。名作なんだろうなとは思いつつもこれまで難解なイメージで手にすることはなかった本ですが、読んでびっくり。読みやすくて面白かったです!

著者のダンテ本人が主人公で、まるで実際に見てきたように地獄の様子を綴っているのがとてもリアルなのです。読み始めてすぐに本の世界に入り込んでしまいました。

びっくりしたのは実在した人が実名でたくさん地獄にいる(ことになっている)こと。
地獄の最初のの方(罪が軽い)ではプラトンやソクラテス、少し行くとクレオパトラもいます。
そしてダンテの知り合いや敵や愛した人も続々登場してきます。
本の中ではダンテは地獄で罰を受けてる人に同情したりもしますが、その罰を書いてるのはダンテですからね。火の粉を浴びたり、体を引き裂かれたり…。ダンテさん残酷だなと思います。

日本語訳も色々出ているようですが、この平川 祐弘さんの訳は日本語がとても読みやすかったです。
漢字にヨミガナがたくさん振ってあったのもありがたかったですね。
そして場面ごとに挿絵がたくさんあるので、イメージしやすかったです。

私は宗教や歴史の知識が乏しいので本当の意味では理解度低いと思いますが、ファンタジーとしてとても面白く読めたので、煉獄篇と天国篇も今後読みたいと思います。
  
実は面白いといいつつも、読んでる間地獄の悪夢ばかり見てました。
天国まで読まないと自分が救われない気がします~。
 

「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」3

★★★☆
製作年 2016年
製作国 日本
時間  125分
公開日 2016年6月25日
監督  宮藤官九郎
脚本  宮藤官九郎
音楽  向井秀徳
出演  長瀬智也 神木隆之介 尾野真千子
    森川葵 桐谷健太 清野菜名
    古舘寛治 皆川猿時 シシド・カフカ
    清 古田新太 宮沢りえ

片思いの彼女との楽しい修学旅行中にバスが事故に。
一人地獄に落ちた少年は地獄でロックバンド「ヘルズ」と出会います。

映画というより舞台を観ているような感じの、元気いっぱいでノリの良い映画ですね。
チープな地獄のセットや変な拷問、何もリアリティがないのが逆に良いところでしょうか。
ちょっと品がなかったり、ちょっとうるさかったりで時々顔をしかめつつも・・・
ぷぷっと吹きだしたり、時々切なかったりで、結局は楽しめました。
癖がある映画なので普段から宮藤官九郎さんの作品が好きな方におすすめです。

個人的にはちょうどダンテの「神曲 地獄篇」を読書中だったので、地獄つながりでギャップが面白かったです。
 

本「インフェルノ」

インフェルノ(角川文庫 上中下合本版)
ダン・ブラウン
KADOKAWA / 角川書店
2016-02-25



2016年秋に映画公開予定の、ダン・ブラウンのラングドン教授シリーズの原作。
「天使と悪魔」「ダ・ヴィンチ・コード」「ロスト・シンボル」に続く第四弾。

ダン・ブラウンは大好きですべて読んでいます。
ストーリー展開はだいたいパターン化してきた感じはありますけどね。
芸術作品の謎や背景など自分の知らない知識がたくさん得られるので、それがすごく楽しくていつも夢中で読んでしまいます。

今回の舞台はフィレンツェ。
ダンテの「神曲 地獄篇」をテーマに暗号を解いていきます。
今回ちょっと残念だったのは、歴史的な謎解きがあまりなかったこと。
それよりも犯人がしかけた謎を追いかけてた感じですね。
でもこれは映画で観たら面白い作品になりそうな気がします!

そしてこの本の影響で、今まで読む気にならなかったダンテの「神曲 地獄篇」も読みました。
世界文学の最高傑作ともいわれる「神曲」の感想はまた後日。 
livedoor プロフィール
Twitter プロフィール
うさぎと暮らしてます ❤ mao: male, 1 years old Netherlands Dwarf rabbit.
にほんブログ村
にほんブログ村 映画ブログ 映画劇場鑑賞へ
にほんブログ村


映画ログ(これまで観た映画)
映画ログ・ナオミのラック
広告
記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

Amazonライブリンク
画像の著作権について
このブログでは映画や本の画像の著作権を侵害しないため、すべてAmazonリンクを通して画像をお借りしています。
  • ライブドアブログ